こがらす堂 ルームハンドメイドビーズ屋の雑談部屋

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勾玉は月はたまた牙 00:55

「ジュエリーの世界史」山口遼(新潮文庫)を読んでいると、勾玉の話題が出てきた。勾玉の話題といえばいつも「なんであんな形をしているのか?」だ。

 

いろんな説がある。この本は、あれは動物の牙からきているのではないかと言う。動物の牙そのものをペンダントにしたりしていたであろう時代の名残ではないかということ。なるほど。流れとしてそれは自然。じつは私は、丸い玉が日であるのに対して勾玉は月ではないかと思っているのだけれど、まあそもそもは牙からだったと言われてもそれはそれで納得。でも勾玉の形に関するどんな説も今のところ確証はないようなので、私の月説も月説でアリだ。

 

しかし、牙にしても月にしてもどちらにしても、なんであの形に石を掘るかなあ?とあらためて思ってしまう。牙にしても月にしても、やっぱり少し変な形だし。なんであんなよくわからない形にわざわざ固い石を掘る?

 

いっぽう、ランプワークでガラスを芯棒に丸く巻きつけ玉を作り、それを自然な動作で下垂れさせ曲げてやることで、時間はかかるが無理なく自然とあの勾玉形ができるのだ。それで、勾玉って最初はガラスで作ったんじゃない?といつも思ってしまうのだけれども。ものの本にはみな石のがいちばん古いと書いてあり、それはたぶん考古学的な話なのだろうから、ガラス先行説はちょっと難しいか。

 

 

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「LAMMAGA」のお気に入りページ 00:54

「LAMMAGA」というバーナーワーカーを対象にしたマガジンがある。2007年の創刊で季刊。ガラス工芸の中でもバーナーワークに的を絞るという稀有なマガジンだったが、残念ながら40号での休刊が決まっている。

 

 20号くらいまでは継続購入していたが、以後挫折した。バーナーワークのさまざまな技法に出会いたいとか、いろいろな情報に触れたいとか、そういう気持ちでいっぱいの人にはうってつけだったのだろうが、そうでもない私のばあいには、正直言って見ていて疲れることも多い本だった。

 

 がしかし、休刊することに決まったと知ると、「え? それじゃいちおう揃えとこうかな・・」という気になっている。考えてみれば、バーナーワークの話ばっかりをあれこれ綺麗な写真たっぷりでしてくれる本なんて、ずいぶんありがたい存在だったのに、冷たすぎた私。。

 

 それで、「LAMMAGA」誌面で、ずっと記憶に残っている好きなところ、作品でも技法の話でも歴史の話でもなんでもありで、取り出してまとめておいてみようと思う。

                                            

                                             

 今回は創刊号から。(写真は説明資料としてなので、あえてアバウトに。本誌の写真はもっと綺麗です)

 

               

                

 

 これは、あるガラス作家の工房紹介のような企画の中で、自分使いにしているガラスのスプーンを並べて写したもの。この自由な感じがすごく素敵。こういうぐあいにぐたぐたしていてまるでまだやわらかいときのままみたいに見えるようなガラスがとても好きだ。ガラスはこうでなくちゃ、という気がする。

  

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   LAMMMAGA創刊号のサイト

                                            

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