こがらす堂 ルームハンドメイドビーズ屋の雑談部屋

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
勾玉は月はたまた牙 00:55

「ジュエリーの世界史」山口遼(新潮文庫)を読んでいると、勾玉の話題が出てきた。勾玉の話題といえばいつも「なんであんな形をしているのか?」だ。

 

いろんな説がある。この本は、あれは動物の牙からきているのではないかと言う。動物の牙そのものをペンダントにしたりしていたであろう時代の名残ではないかということ。なるほど。流れとしてそれは自然。じつは私は、丸い玉が日であるのに対して勾玉は月ではないかと思っているのだけれど、まあそもそもは牙からだったと言われてもそれはそれで納得。でも勾玉の形に関するどんな説も今のところ確証はないようなので、私の月説も月説でアリだ。

 

しかし、牙にしても月にしてもどちらにしても、なんであの形に石を掘るかなあ?とあらためて思ってしまう。牙にしても月にしても、やっぱり少し変な形だし。なんであんなよくわからない形にわざわざ固い石を掘る?

 

いっぽう、ランプワークでガラスを芯棒に丸く巻きつけ玉を作り、それを自然な動作で下垂れさせ曲げてやることで、時間はかかるが無理なく自然とあの勾玉形ができるのだ。それで、勾玉って最初はガラスで作ったんじゃない?といつも思ってしまうのだけれども。ものの本にはみな石のがいちばん古いと書いてあり、それはたぶん考古学的な話なのだろうから、ガラス先行説はちょっと難しいか。

 

 

| 書籍 | - | - | posted by glasspoem -
<< NEW | TOP | OLD>>